金融の豆知識

株やFX、なんぴん買いはなぜ負ける?

なんぴん買いとは?

なんぴん買いは、購入した銘柄や通貨の価格が予測に反して下落してしまった時、同じ銘柄を下値で買い増しするという手法のことです。

例えば株式取引の場合、銘柄の株価が300円の時に1000株、30万円分購入しているとします。 その後株価が250円まで下落してしまった場合、保有株式の評価額は25万円となり、差引き5万円の評価損を抱えることになります。 元に戻すまでには、後50円も上昇しなくてはなりません。 しかし、この時2000株を追加購入すると、こうなります。

250円×2000株=50万円
300円×1000株=30万円

50万円+30万円=80万円

80万円÷3000株=約266円

当初一株300円で購入した株式が、一株約266円という取得平均まで下げることができるのです。 そうなると、現在価格250円から16円上昇するだけで、損失を取り戻すことができます。 投資家がなんぴん買いをついやってしまう理由は、このような損失回避が目的だといえます。

なぜなんぴん買いはダメなの?

なんぴん買いをする場面というのは、殆どのケースで下落トレンドの最中です。 つまり、価格がどんどん最安値を更新していき、底値を探しているという場面。
このような場面で底値を当てるのはとても難しく、なんぴんをしても、そこからさらに下落してしまい、買い増しをした分、さらに大きな損失を抱えてしまう恐れがあるのです。

当った時は少ない利益、外れた時は大きな損失

基本的に相場の読みが当れば、買い増しをせずに利益確定をすると思います。 逆に外れた時には、安くて買いやすいからといってどんどん買い増しをする・・・。 そうすると、追証や強制ロスカットまで逆行すると、負けは大きくなるでしょう。
これはすなわち、勝ちは小さく、負けは大きい「損大利小」の取引を繰り返すこととなってしまいます。 このような売買傾向になってしまうのが、負ける!といわれているなんぴん買いの特徴なのです。

2014年06月10日 49703view
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