金融の豆知識

遺言が全てではない 遺留分で相続が保証されている

遺留分によって相続人は一部の財産の取得を保証されている

亡くなった夫の遺言書に「愛人に全財産を相続する」と書いてあったらどうなるでしょうか。ドラマでありそうな展開ですが、遺留分によって財産の取得を保証されているので、財産の一部を取り返すことが出来ます。遺留分は相続人によって異なります。

遺留分は相続人によって異なる

遺留分は相続人の構成によって異なり、以下となります。

相続人→遺留分(各人の割合)

配偶者のみ→1/2
子のみ→1/2
両親のみ→1/3
兄弟姉妹のみ→なし
配偶者と子供→1/2 (配偶者1/4子供1/4)
配偶者と両親→1/2 (配偶者2/6両親1/6)
配偶者と兄弟姉妹→1/2 (配偶者1/2兄弟姉妹なし)

遺留分の計算方法は相続発生時と異なる

遺留分を計算する際の財産は相続発生時の財産とは異なり、以下となります。
遺留分算定の基礎となる財産=相続発生時の財産+相続開始1年前に贈与した財産-債務

次は「相続税かかる・かからないの分岐点はどこ?」へ

2016年05月05日 10893view
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関連豆知識 : お金 税金 相続
「遺言が全てではない 遺留分で相続が保証されている」はいかがだったでしょうか? それではその他の相続・贈与税の注意点をみていきましょう。
相続の流れやスケジュールはどうなっているの?

人が死亡すると相続が始まりますが、相続の流れが分からないという方は多いのではないでしょうか。 相続の流れをしっかりと把握しておきましょう。

遺言書の種類、知ってますか?

遺言書は3種類あります。

1 自筆証書遺言
2 公正証書遺言
3 秘密証書遺言
一般的なのは「自筆証書遺言」「公正証書遺言」です。自筆証書遺言は手軽に作れる、公正証書遺言は公証人に作成してもらうのが特徴です。

相続人は誰?

相続できる人は民法で定められていて、法定相続人と呼びます。相続には優先順位があり、法定相続人が決定します。
なお、配偶者は常に相続人に含まれるため、優先順位の対象外です。

相続税がかかる財産と相続税がかからない財産がある

実は相続税がかからない非課税財産があります。相続財産を調査する前に、相続税がかかる財産と相続税がかからない財産を知っておきましょう。 成行注文とは、株価を指定せずその時の相場で売買の注文をすることです。

土地や家屋の相続 どのように評価する?

相続で土地を取得することがありますが、評価の方法が分からないと相続税の計算も出来ずに困りますよね。
土地の評価方法は「路線価方式」「倍率方式」のふたつがあります。

相続の方法は3種類

相続の方法は3種類あります。人が亡くなり相続が発生したら、3ヶ月以内に「単純承認」「相続放棄」「限定承認」の3つから相続の方法を選択します。

遺産分割はどうすればいい?

遺産分割には3種類の方法がありますので、いずれかの方法を選択することになります。

①現物分割 ②代償分割 ③換価分割

相続税かかる・かからないの分岐点はどこ?

相続税は相続した人全員が支払っているわけではありません。相続税は基礎控除額を超えた場合のみ支払うことになります。

生前贈与による相続対策をしよう

生前贈与とは、生きているうちに、配偶者・子・孫に財産を贈ることです。
しかし一気に何百万円もの大金を贈与すると、贈与税がかかってしまいます。数年かけて、少しずつ贈与するほうが贈与税の基礎控除額があるので節税になります。

   
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