金融の豆知識

子供を大学に行かせたい…将来のために学資保険を活用しよう

そもそも学資保険とは?

「子供の将来のために、お金を貯めておきたい!」
そんな人が検討するべきなのが学資保険です。主に子供の教育資金のために積み立てることを目的にした保険です。

学資保険には、生命保険など一般的な保険とは異なる特徴があります。メリットとデメリットを知って、賢く利用することが大切です。

学資保険は何のために必要なのか

学資保険は教育資金目的であることは当然ですが、もっと具体的に言えば以下のような目的です。

○大学の入学金・授業料
○塾や予備校、教室(プログラミングなど)にかかる費用
○海外への留学費用

そして、これらの資金は将来的に増加する可能性が大いにあるとも言われています。
例えば、国立大学の大学の授業料は、2031年(平成43年)年度に年間93万円に値上がりすることが、すでに文科省から試算されています。
現在は50万円前後なので、約40万円の値上がり(4年間で160万円)、ということになります。
(参考:「リセマム」
また、すでに始まっているグローバル化やIT化、人口減少によるマンパワーの不足、といった問題は深刻です。
こうした競争の中で子供が将来生き残るためには、質の高い教育によって本物のスキルを身につけることが必須と言えます。
「お金は大切じゃない!」といくら言っても、現実的に考えると、やはりお金は必要なのです。
こうした危機感を感じている親御さんが多くいることも、学資保険が求められる理由でしょう。

ここからは、学資保険についてメリット・デメリットを交えて、もっと具体的に見ていきます。

学資保険に入るメリット

○教育資金を確実に確保できる

保険に入らず毎月銀行で貯蓄する方法は、堅実な人でなければ計画的に貯めるのは難しいこともあります。
その点、保険であれば、ほぼ確実に貯蓄をしていくことが可能です。学資保険では、子供が15歳(高校受験)か18歳(大学受験)に満期を設定するのが一般的です。

○掛け捨てではない

学資保険は、基本的には積立型なので、掛け捨てにはなりません。必ず学資金・満期金を受け取ることができるという点は、保険として大きな安心感につながるはずです。
ただし、プランや商品によって違いがあることも知っておきましょう。

○保護者が死亡した場合は保険料免除

あってはならないことですが、契約者である保護者が死亡してしまったとします。
学資保険では、それ以降の保険料は免除となります。収入が途切れてしまうことで保険料が払えない→貯蓄ができない→子供が希望する教育を受けられない、という事態を防ぐことができます。
ただしこれも、プランや商品により違いがあります。

学資保険に入るデメリット

学資保険には様々な見方があります。
以下のようなデメリットから、「必要なし!」と考える人もいます。

○簡単に中途解約ができない

解約をすると元本割れをしてしまう可能性があり、気軽に解約をすることができないという点はデメリットとして知っておきましょう。
加入期間が短いほど、解約返戻金も少なく、元本割れのリスクが大きくなります。また保障内容が多いプランも、元本割れをしやすい傾向にあります。
満期までの保険料をしっかりと把握して、余裕のある積み立てを計画しましょう。

○利率が低いと資金不足のリスクも

学資保険は、原則、契約した時点の利率で固定されたまま、積み立てをしていきます。
つまり、将来、日本全体の教育にかかる費用が上がっていけば(=インフレ)、加入時に計画していたプランでは、利率が低く資金不足に陥る可能性もあるということです。
ただし逆に、デフレによって教育にかかる必要が安くなる可能性もあります。
いずれにしても、契約時の利率についてはしっかりと確認しておくことが重要です。

最終更新日 2020年05月01日 6565view
関連豆知識 : 育児 お金 教育 保険
   
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