美容・健康の豆知識

電子タバコにデメリットはないのか?徹底考察!

電子タバコの時代が到来!?

近年、日本のみならず、世界中で禁煙の動きは加速しています。
タバコが吸える場所も減っているため、喫煙者にとっては肩身の狭い時代となってきました。

そんな中でブームとなっているのが、電子タバコです。
煙は出るものの、ニコチンやタールを含んでいないものがほとんどなので、健康を考える喫煙者にとって強い味方になっているようです。
また、副流煙による受動喫煙の被害も抑えられるので、非喫煙者にとってもメリットのある嗜好品と言えるでしょう。

さて、このようにいい、面ばかりが強調される電子タバコですが、実は少なからずデメリットもあることをご存知でしたか?

有能な電子タバコ、実はデメリットも…

粗悪品が多い

最近は少なくなりましたが、普及し始めたころ、(2012年頃~)は、質の悪い電子タバコがたくさん販売されていました。ニコチンを大量に含んでいるものや、充電中に発火してしまうものなどがあったそうです。
電子タバコには、従来のタバコに適用される「たばこ事業法」が適用されていないことも、粗悪品が市場に簡単に出回ってしまう大きな要因だそうです。
ニコチンを含む電子タバコの販売は、「薬事法」により制限はされていますが、液体系(リキッド)には、厳しい販売の規制は設けられていません。

ニコチンやタールの代わりに…

電子タバコには、依存性のあるニコチンや、発がん性の高いタールが含まれていません。
しかし、電子タバコに含まれている成分が100%安全か、というと、そういうわけでもないのです。
たとえば、多くの電子タバコに含まれる、プロピレングリコール(PG)と呼ばれる成分。
これは食品添加物の一種で、食べ物や化粧品・シャンプーと言った様々なところで使われています。なので、少量であれば問題はありません。
しかし、電子タバコなどから、直接的に、体に毎日摂取し続けることは、人体に有害であると言われています。
そもそも食品添加物というのは、人体に有害な(可能性がある)あることで、厚生労働省から適量が定められているものなので、摂り過ぎは危険なのです。

法律による明確な規制がない

2014年8月26日、WHO(世界保健機関)は、「たばこに関する報告書」の中で、電子タバコの未成年者への販売・広告の自粛・屋内での使用、などの規制導入を検討するよう提言しました。
理由は、電子タバコの利用者が急激に増加しているにもかかわらず、安全性への科学的根拠が薄いということからです。
また、そもそも禁煙を助けるためのアイテムになり得るかどうかにも、疑問が指摘されています。

禁煙vs電子タバコ

すっかり禁煙してしまうか、従来のタバコをやめて電子タバコに切り替えるか…。
悩みどころですよね。

そこで、両者を比較してみました。

見た目

ひと昔前までは、「タバコ=かっこいい」というイメージがありましたが、今はそうではありません。
電子タバコであっても、煙に嫌悪感を持つ人もいるでしょう。見た目については、「禁煙」に軍配が上がりそうです。

健康

これも、“今のところ”禁煙の勝ちです。先ほど述べたように、電子タバコには、安全性が不透明な部分が少なからずあるためです。
ただし、今後電子タバコの品質が向上することになれば、こうした不安は減っていくと思われます。

ストレス

喫煙者がタバコをすぐにストップすることができないのは、タバコがストレス解消の役割も果たしているからです。
禁煙によりストレスが過剰にかかるような人にとっては、電子タバコを活用することは、有効な手段と言えるかもしれません。

お金

禁煙の方法にもよりますが、基本的には当然、電子タバコの方がお金はかかります。
しかし、人によっては、禁煙外来に長く通ったり、定期的に市販の禁煙グッズを購入したりしなければやめられない人もいるでしょう。
そのため、「どちらがよりお金がかかるか?」の勝敗は、引き分けという結論です。

ということで、【禁煙2勝:電子タバコ1勝(1引き分け)】となりました。
あくまで参考ですので、視点を変えれば違った見方もあるでしょう。
ただ、電子タバコをがっつり禁煙グッズとして活用するには、もう少し、安全性が確保されてからでもいいかもしれません。


タバコをやめたいと真剣に考えている方は、ぜひ、ここに挙げた電子タバコのデメリットも参考にされながら、禁煙方法を検討してください。

2016年12月30日 7727view
この記事は作成から1年以上経過しています。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
関連豆知識 : 健康 タバコ
   
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