美容・健康の豆知識

マスクだけじゃない!たくさんある花粉症対策

花粉症のメカニズム

花粉症がアレルギーの1つだということは広く知られていますが、そのメカニズムについてはあまり知られていません。
花粉を吸いこむとなぜくしゃみをしたり目がかゆくなったりするのでしょうか。

その原因は、免疫機能の過剰反応にあります。
花粉が目や鼻から入り込むと免疫機能が働き、異物(=花粉)を取り除くためのIgE抗体という物質が体内で活発化します。
そしてこのIgE抗体がヒスタミンという物質を放出し、人の知覚神経を刺激します。
この刺激により、花粉を体外に出そうとする反応が起こり、くしゃみやかゆみ、鼻水といった形で表れるのです。

花粉に対するアレルギーを持っていない人は、抗体による刺激が起こりにくいので症状はあらわれにくいです。
しかし花粉症は成人になってから発症する人が多いように、抗体は体内で蓄積されていくので、一定量を超えると誰でも発症する可能性はあります。

つまり、今花粉症にかかっていない人も、油断せずに花粉症対策を行うことが発症のリスクを防ぐことにつながるのです。

自分でできる花粉症対策 4つ

1.マスク

花粉症対策のためのマスクの選び方のポイントは、「自分の顔の形に合っている物を選ぶ」です。
たくさんのメーカーから様々な種類のマスクが販売されていますが、人間の鼻の高さや頬の骨格は千差万別なので、万人にフィットするマスクはありません。
色々と試しながら、できるだけすき間が少なく花粉を侵入させないマスクを選びましょう。

2.メガネ

メガネでの花粉症対策はデザインの面で避けられることが多いですが、最近はオシャレを重視したタイプも販売されています。
従来の対策メガネは目の横部分のすき間が埋まっているので、ゴーグルのような見た目になってしまいがちでした。
しかし今は、この部分を着脱式にして、不要なときは取り外し可能にしたタイプがあります。
また曇り止めやブルーライト・UVカットなどの付加価値が付いたものもあるため用途に合わせて幅広く選ぶことができます。
もちろんマスク同様、フィット感は一番重視したい点です。

3.薬

一口に薬と言っても種類は豊富です。市販の飲み薬で注目すべき点は、抗ヒスタミンの成分が入っているかどうかです。
メカニズムでも説明した通り、ヒスタミンは花粉症の症状を発生させる要因なのでこれをブロックする必要があります。
抗ヒスタミンの薬品名には次のような種類があるので、参考にしてください。

・アレジオン
・ジルテック
・アレグラ
・アレロック
・エバステル

これらは花粉症対策として、病院で処方される薬でもあります。

4.食べ物

花粉症は食べ物でも緩和できることはあまり知られていません。
特に効果的な食べ物が次の4つです。

・納豆

納豆に含まれるムチンと乳酸菌が、花粉症への免疫を高めてくれます。
ムチンは鼻や目、口の粘膜を保護し、乳酸菌は花粉症への反応が過剰化するのを抑える働きがあります。

・ヨーグルト

ヨーグルトはIgE抗体がヒスタミンを放出する働きを抑制するメチル化カテキンという成分を含んでいます。

・きのこ類

花粉症は体の免疫機能が低下することでも起こります。きのこ類に含まれる豊富なビタミン類が、その働きを助けます。
シイタケやキクラゲに含まれるビタミンDには特にその効果があるとされています。

・魚介類

魚介類に多く含まれるEPAやDHAといった成分は、アレルギーや皮膚の炎症を抑制する働きを持っています。
他の食材と一緒に摂ることで相乗的にその効果を発揮し、花粉症によるかゆみや腫れなどの症状を抑えます。
また血液の流れを促進することで、免疫力を高める効果もあります。

病院でできる花粉症対策

病院では患者の症状に合わせた治療法が行われます。
方法としては、飲み薬・点眼薬・点鼻薬の3つのいずれか1つ、もしくはどれかを組み合わせて処方されることが多いです。
花粉症かどうか判明していない場合は、皮膚反応検査や毛中IgE検査といった診断方法で、アレルギーの有無が明らかにされます。

「花粉が舞う季節になったらどうも鼻や目がムズムズする」という人は早めの検査をお勧めします。
自分が花粉症だと知っておくだけで具体的な対策が取れますし、原因がわからなかった鼻水やくしゃみなどによる精神的ストレスも少なからず解消されるはずです。

最終更新日 2018年02月09日 4807view
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