ライフスタイルの豆知識

同じようで違う「耐震」「制震」「免震」

「耐震」「制震」「免震」

建物の倒壊など大きな被害が出た東日本大震災以降、新築マンションでは「制震構造」あるいは「免震構造」を売り物にした物件が発売されるようになってきました。これらは、従来の「耐震」とはどう違うのでしょうか?

ベースは従来からある「耐震」

地震による建物への被害を防ぐ工法として現在、「耐震構造」「制震構造」「免震構造」という3種類があります。ベースとなっているのは従来からある「耐震」で、「制震」と「免震」は耐震構造に制震装置や免震装置を加えて揺れをできるだけ抑えようとする工法です。 基本となる「耐震構造」は、壁や柱、梁など構造の強度を高め、建物自体で地震の揺れによる倒壊を防ごうとする工法です。構造の強度については建築基準法で定められており、1981年の新耐震基準では、数百年に一度程度発生する地震(震度6強~7)にも耐えられ強度が求められています。

「制震」「免震」は揺れを小さくして内部被害の発生も防ぐ

ただ、「耐震構造」では、建物自体の倒壊は防げても、地震の揺れによって建物内部で家具の転倒や人的被害が発生するリスクがあるということがわかってきました。そこで、地震の揺れ自体を小さくして内部被害の発生も防ごうというのが「制震構造」と「免震構造」というわけです。 「制震構造」は、ダンパーと呼ばれる制震装置を建物の内部に組み込んで地震の揺れを低減。「免震構造」は、基礎(地盤)と建物の間に免震部材を取り付けて地震の揺れを吸収します。一般的には「耐震構造」に比べ、「制震構造」で20~30%、「免震構造」で40~60%、揺れが少なくなると言われています。

2013年11月22日 14406view
この記事は作成から1年以上経過しています。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
関連豆知識 : 保険
   
関連エントリー
保険はどこで契約するのが正しいのか 3つの販売窓口のメリット・デメリット
保険に加入したいと思っても、どこで契約するのかが分からないと加入できませんよね。保険の販売窓口...
がんになっても、がん保険がもらえない!?
日本人の死亡率№1のがんなので、万が一に備えてがん保険に入っていらっしゃる方も多いと思いま...
貯金がない人ほど生命保険を検討すべき理由
生命保険を検討すべきと言われても、毎月の出費を考えるとなかなか踏み出せません。特に貯金がない場...
知っておかないと年金をもらえない人も!年金の基礎知識
「年金の構造は二階建て」と言われています。 将来年金がもらえない!なんていう事態にならな...
Copyright (C) よろず
閉じる