ライフスタイルの豆知識

あなたは知ってる?お墓参りの意味や基本マナー

お墓参りの必要性と近年の傾向

先祖や親しかった故人のお墓に訪れるお墓参りは、世界の多くの国で行われている風習です。
日本では、故人の命日・春と秋のお彼岸・夏のお盆が一般的な時期となっています。
しかし近年、お墓参りをする人が減ってきている傾向があります。

背景には次のような変化があると考えられます。

○お墓参りをする意味を認識していない人が増えた
○身内だけの墓石型のお墓を作る人が減った(共同墓地や納骨堂の普及)
○核家族化で祖父母や両親と離れて暮らす人が増えた

「お墓参りをする絶対的な意味」はありませんが、先祖が安らかに眠り続けられるように見守る、お世話になった人へ感謝を示す、自分のアイデンティティを再認識する、といったことが従来のお墓参りの意味であり、必要な理由とされていました。

しかし、時代の移り変わりとともにこうした意味が家族間で受け継がれなくなってきたことや、墓石を作らない供養方法が増えたことなどによって、お墓参りをする人の数が減ってきているのです。

また都市部に出ていく若者が増えたり転勤で地元を離れる人が増えたりしたことも、時間・経済的面からお墓参りをするのが難しくなってきた理由と言えるでしょう。

ただ、このような傾向はあるものの、「一生のうちに一度も行かない」という人はほとんどいないはずです。
いざお墓参りに行くことになった時、マナーや準備物について何も知らなければ、せっかくのお参りが台無しになってしまいます。

必要な持ち物や準備

「これさえあれば最低限大丈夫!」といえる準備物は以下の物です。

○お供え物

故人が好きだった食べ物や飲み物をお供えします。

○掃除用具

ぞうきん、たわし、ごみ袋などを持参し、墓石を掃除するために使います。
入念に掃除したいのであれば、歯ブラシやスポンジなどがあれば便利です。

○花

基本的に種類はどんなものでもマナー違反にはなりません。
望ましいのは、スーパーや花屋で売っているような仏花や色が白・黄・紫の明るいカラーの花です。
匂いの強すぎるものやバラなどのトゲがあるもの、傷みにくいものは避けた方がいいでしょう。

○線香・ライターやマッチ

線香にはその煙を通じて個人と話しをするという意味があります。火をつけるためのライターやマッチも忘れないようにしましょう。

お墓参りの手順

1.ご本尊・住職へ挨拶に行く
2.お墓についたら掃除から始める(古い花やお供え物は取り除く)
3.花立に花を挿して、半紙の上にお供え物を供える
4.線香とロウソクをあげる
5.数珠があれば手に持ち合掌しながら、近況報告や想いを伝える
6.お供え物に生ものやお菓子がある場合は持ち帰る

この6ステップが基本的な手順です。
最後に生ものやお菓子を持ち帰るのは、腐らせてお墓を汚したり鳥や猫などに散らかされて、周辺のお墓に迷惑をかけないようにするためです。

マナー違反のNG行為

よくドラマやアニメなどで、ひしゃくやペットボトルで墓石の上から水をかけているシーンがありますが、あれはNGです。
故人に「冷や水を浴びせる」ことになるためです。水拭きで掃除をしたり、コップで供えたりするのが正解です。

また掃除のために持ってきたり汲んだりした水が余ってしまった場合、何となくお墓の周りにまいて帰りたくなりますがこれも避けましょう。
お墓の土が流れる、雑草の養分となる、湿気により墓の風化を早める、といったデメリットがあります。

服装に関しても注意点があります。
喪服である必要はありませんが、お墓参りは神聖な行事です。
肌が過度に露出された派手な服や、サンダルにパジャマ姿といっただらしのない格好は避けるべきでしょう。

また、お墓参りに来ている人が他にもいる可能性があるため、鼻を突くような香りの強い香水をつけてきたり、大声でしゃべって騒いだりといったこともマナー違反となります。

以上、意味やマナー、準備物を中心にお墓参りについてご紹介しました。
お墓参りに行く予定がある人の参考になれば幸いです。

2017年08月10日 1995view
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