投資の豆知識

取引対象豊富なCFD取引~株とどっちがお勧め?

デイトレードの強い味方!差金決済が可能なCFD取引

差金決済とは、同一日に同じ銘柄を同じ資金で売り買いすることをいいいます。 株式取引では、この差金決済が法令で禁止されていて、取引をすることができません。

それと比べてCFD取引では、限られた資金で同一銘柄を何度も取引できるというメリットがあります。 株よりも圧倒的に資金運用の効率が良いため、ヨーロッパでは、30%以上のシェアを獲得しているようです。 では、そんなCFD取引の詳しい特徴をここで見てみましょう。

CFD取引の特徴

CFD取引は、Contract for Differenceの略称で、いわゆる差金決済取引のことを表します。
国内外の株価指数に加え、現物株、原油や鉱石などの資源関連、債券といった、市場に流通している金融商品の売り買いの差額だけを取引します。 株の信用取引と比べてハイレバレッジでの取引ができ、資金を何度も回転させて売買することも可能です。
取引銘柄の種類が多いため、投資家からの人気が高く、イギリスでは金融市場の3割、オーストラリアでは2割を占めるほどのシェアを獲得しています。
なお、日本で人気のある外国為替証拠金取引(通称:FX)もこのCFDの一種です。

株式取引よりも利便性が高いCFD取引

CFD取引は、24時間売り買いが可能なため、夜中に相場が変動するような事件が起きた時に、売れないといった事態にはなりません。 この点では株式取引よりリスクが少なく、フットワークの軽い売買ができるというのがこのCFDのメリットです。
また、空売りも口座開設後「買い」と同じく行うことができ相場の方向がどちらに傾いても、その動きにあわせて取引することができます。


日本ではなぜかメジャーになっていないこのCFD取引ですが、短期取引には最適の金融商品だといえるでしょう。

最終更新日 2014年06月23日 24838view
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