保険の豆知識

がん保険は本当に必要?メリット・デメリットについて解説

がん保険って本当に必要?

「自分や自分の家族が、がんになるはずない!」、そう思っている人は少なくありません。
しかし、最近のTVCMでも放映されているように、今や日本人の2人に1人はがんにかかる時代と言われています。

死亡する人は3人に1人で、国立がん研究センターによると、2016年にがんで死亡した人は、37万2,986人にのぼることがわかっています。
さて、実際にどのくらいの人が、がん保険に加入しているのかですが、生命保険文化センターの調査によると、平成27年の世帯加入率は60.7%と公表されています。
およそ10人に6人がん保険に加入していることになります。
(数字参考: https://ganjoho.jp/~ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~ http://www.jili.or.jp/~f

「意外に多い」と感じられた方は多いのではないでしょうか。がん保険に加入している人は、以下のような加入のメリットにひかれているのでしょう。

・保険料が一生上がらない
・がんと診断された時点で給付金が入る(例外あり、後半で説明します)
・給付日数に上限がない
・高額で最新の治療にかかる費用もカバーできる

未加入の方は、こうしたメリットも含めて検討してみてはいかがでしょうか。では、さらにがん保険について理解していただくために、一般的な医療保険と比較しながらご説明します。

がん保険の特徴(医療保険との違い)

がん保険は、医療保険と同じ点と異なる点があります。保険期間が一定期間である定期型と一生涯続く終身型がある点は、共通しています。がん保険で選ばれるのは、終身型が一般的です。

異なる点としては、入院給付金の日数に制限があるか・ないかです。医療保険は制限があるのが通常ですが、ほとんどのがん保険には制限がありません。

もう1つの違いとしては、がん保険には待機期間という仕組みがある点です。これは、契約した時点から90日(3ヶ月後)に保障がスタートする、というものです。
一般的な医療保険では、これほどの期間があくことはほとんどありませんが、なぜがん保険には待機期間があるのでしょうか。
それは、保険加入者への保証が不平等にならないようにするためです。契約後すぐに保障開始となると、トラブルが起こる場合があります。
例えば、「すでにがんの人が加入するケース」、「自覚症状を持っている人が加入するケース」などです。待機期間は、こうした保障の不平等性を避けるために、設けられています。

がん保険で受けられる主な保障 4つ

がん保険で受けられる保障には以下のようなものがあります。

○診断給付金

がんと診断された場合に、一定額の一時金給付をもらえる保障です。具体的な額や給付条件は加入プランによって異なります。
また、プランによっては複数回の給付金がもらえるものもあります。

○入院給付金

がんと診断された後、入院した場合に給付金をもらえる保障です。給付金は、入院の日数に1日あたりの給付金額を乗じた額が支給されるのが一般的です。

○手術給付金

文字通り、がんの手術をした場合に給付金がもらえる保障です。診断給付金と同様、額や給付条件はプランによって異なり、複数回の給付金がもらえるケースもあります。

○通院給付金

がんの治療(抗がん剤治療など)のために通院した場合に、給付金がもらえる保障です。給付金の額は、通院の日数と1日当たりの額によって決まります。
プランによっては、入院歴がなければ給付されないものもあるので、事前にプランをしっかりチェックしておくことが大切です。

これら4つのほか、放射線治療給付金、薬物治療給付金、先進医療給付金(がん先進医療給付金)、といった保障内容もあります。
(参考: https://www.fincy.jp/~ https://hoken-room.jp/~ http://hokensc.jp/~

デメリットも含めて検討することが大切!

がん保険に限らないことですが、加入前には、メリットだけでなくデメリットも見た上で決断することが大切です。

がん保険は、がん以外の病気・ケガは保障対象になりませんし、死亡保障もついていないのが基本です。
また、冒頭で日本人のがんの発症率は高いと言いましたが、近年は、がんの入院期間が減っている(入院にかかる費用が低くなっている)傾向にあります。
つまり、保険の意味があまりない可能性もある、ということです。
さらに、たとえがんだと診断されたとしても、上皮内新生物と呼ばれるごく初期のがんであれば、診断給付金が出ない、もしくは少ない場合(プラン)もあります。
がんが他の組織まで侵している悪性新生物の状態なら全額支給されますが、がんと診断された=絶対に給付金をもらえる、わけではない点はぜひおさえておきましょう。

ここで紹介したがん保険の特徴やメリット・デメリットを参考にして、最大限自分に合った選択肢を選んでいただければ幸いです。

2018年11月02日 2537view
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