仕事の豆知識

転職に使える「資格」は?

転職に資格は必須?

転職を考えている人で、「アピールできる資格を何も持っていない!」と不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。
特に、仕事の実績やスキルがまだ十分に身についていない20代前半〜30代前半の人の中には、「とにかく何でもいいから取らないと!」と焦っている人も少なくありません。

まず、こうした不安や焦りを抱えている人に知ってもらいたいのが、転職において資格の有無は重視されないケースが多いと言う事実です。
大手転職サイトであるマイナビ転職が、2016年に企業600社を対象に実施した「選考基準を厳しくした項目は?」のアンケートによると、以下のような結果となっています。

【経験者採用で厳しく審査した項目】
1位 職務経験 74.5%
2位 ポテンシャル 58.2%
3位 仕事の成果(同率3位 学歴) 31.2%

【未経験者採用で厳しく審査した項目】
1位 職務経験 59.6%
2位 ポテンシャル 54.3%
3位 学歴 37.2%

マイナビ転職「転職ノウハウ・企業に聞いた『選考で何を重視する?』」

ほとんどの企業が、採用においては職務経験やポテンシャル(のびしろ)を重視していることがわかります。
これに対して「資格」は、経験者採用・未経験者採用ともに約20%という少ない数字となっていました。
ただし、これは裏を返せば、資格を持っていれば20%の選考基準で有利になる可能性があるとも言えます。

資格の中には、持っていることで採用担当者からプラスの評価を得やすい資格があります。
重要なのは、しっかりとアピールできるものを選ぶことです。
その資格が、以下の5つです。

転職に使える資格 5つ

○簿記2級以上

就活や転職活動の資格と言えば「簿記」というイメージを持っている人も多いと思います。
簿記は、企業の経営状態を分析したり、細かいお金の出入りを表で管理したりできることを証明できる資格です。
転職活動で有利になるためには、2級以上を目指しましょう。
ステップとして、3級から取得して2級を目指すのもオススメです。
経営分析や改善のアドバイスができる能力が身につく1級の資格を持っていれば、事務や会計・財務といった職種だけでなく、その他の職種でも有利になる確率が大幅にアップします。

○MOS

履歴書や面接では、自分が持っているパソコンスキルは証明しにくいものです。
ワード、エクセル、パワーポイントなどを難なく使えることを証明できる資格であるMOSを持っていることで、明確にアピールすることができます。
どんな業種・職種でも少なからずパソコン操作のスキルは求められます。
近年はスマホの流行からパソコン離れが進んでいるとも言われているため、転職を少しでも有利に進めるためには持っておきたい資格です。 ○TOEIC700点以上

一般企業が従業員に求めるTOEICの点数は600〜660点くらいだと言われています。
ですから、転職で英語力をアピールするためには700点以上は欲しいところです。
海外の取引先と関わる仕事や外資系企業に転職したい人は、少なくとも800点以上を目指しましょう。
企業の求人情報に「TOEIC ○○点以上必須」などと書かれていることがあるので、しっかりとチェックしましょう。

○中小企業診断士

中小企業の経営状態や財務状況などをチェック・分析して、専門的なアドバイスを行える力が身につく資格です。
特に、営業やコンサルタントといった職種に転職したい人は、持っていることで採用においてかなり有利なアピールになり得るはずです。
その分、資格の中でも難関と言われるレベルなので、必要でない限り、たくさんの時間とコストをかけてまで取得を目指す必要性もないと言えます。

業種・職種に合わせた資格をとるべし!

ここで紹介した5つは、汎用性のある(業種・職種問わず幅広くアピールできる)資格です。
人によっては、これら5つよりも優先して取得すべき資格があります。
例えば、不動産業界へ転職を希望しているのであれば「宅地建物取引士(宅建)」、金融系ならば「ファイナンシャルプランナー2級以上」、市役所などの公務員ならば「行政書士」、といった資格が適切でしょう。
まずは、自分が転職したい業種や職種が何かを明確にして、それに合う資格の勉強を始めましょう。

2018年12月25日 1334view
関連豆知識 : 仕事 勉強
   
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