金融の豆知識

[特集] お金の貯め方や借金の返済!!お金との付き合い方

お金に対する考え方は人それぞれ。貯蓄が好きな人もいれば、とにかく使ってしまう人も。
借金で失敗してしまうケースもあり、そうなってしまうと大変な苦労をしてしまうことも・・・

そもそもお金の意味は?どうすれば失敗しないの?
8つの項目でお金との付き合い方について考察していきます!

それでは確認していきましょう。

お金そのものに価値はない!お金はただの「交換手段」

お金そのものに価値はない

「お金そのものに価値はない」と言われてもピンと来ないかもしれません。
勿論お金がないと生活できませんし、毎日仕事をしてお金を稼ぎます。

お金はただの「交換手段」

元々、お金は物々交換の効率を良くするために誕生したと言われています。 お金の役割は「交換手段」なのです。
お金はただ持っていてもそれは紙切れでしかなく、何かを買う、つまりモノやサービスと交換することで価値を発揮します。
例えば1万円というお金を服と「交換」したり、10万円というお金を「旅行」といサービスと「交換」したり。

お金は「交換手段」の意味が分かってきましたか?

お金に意味を持たせない

お金そのものに価値があると考えてしまうと、ただお金を貯めること、通帳の残高を増やしていくことに意味があるような気がしてきます。
お金を貯めることに集中しすぎて、目の前の幸せと「交換」できるチャンスを逃してしまっているかもしれません。
貯金をする場合も「目的」を考えましょう。

・病気になった時に医療サービスを受けられるように備える
・老後の生活の足しに出来るように計画的に貯金する

これらは「医療サービス」とお金を交換していますし、老後のお金も生活費として使われるでしょう。

お金は大事です!でもお金そのものはただの交換手段であることを頭に入れておきましょう。

貯金する努力はしてるのにお金が貯まらない…

お金が貯まらない

私は銀行口座の残高を見る度に落胆します。いつも同じような金額が書かれていて、貯金出来ていないことに気づくからです。特に給料日の前は「今月も使いすぎたかな?」と反省します。

貯金ができない!

私が普段買い物をするときは、「お金を降ろして使う」または「カードで買い物」をします。
そして余った額を貯金するという生活をしています。
しかしなかなかお金が貯まりません。どうしたらいいのでしょうか…

そもそもなぜ貯金するのか

目的があると貯金出来るかもしれない…ということで私が貯金したい理由を改めて考えてみました

①大きな出費があるときの備え
②一時的に働けなくなったりした時の備え
③将来に向けて資産運用をしたいので、その資金として

貯金の目的が定まると「貯金しよう!」という気になりますね…
具体的な額も設定するといいかもしれません。

専用口座を作り毎月決まった額を貯金する

貯金用に口座を開設し、給料日に毎月決まった額を入金する、という方法があります。
出金しない限りお金が確実に貯まります。

おそらくこの方法は一度は聞いたことあると思います。私も知っていましたが、面倒臭くてやっていませんでした…
本当に貯金したければこのくらいの事をしなければいけないのかもしれませんね。

貯金の方法を改めない限り、貯金額は増えない!

借金は早く返そう!放っておくととんでもないことに…

借金はなるべく早く返そう

借金は放っておくとどんどん増える仕組みになっています。
高い利子と、複利と言って利子に利子がつくことが理由です。 それによって借金の数字が大きくなれば複利の額も大きくなり、雪だるま式に膨れ上がっていきます。

借金の利息は異常に高い

具体的な数字で見てみましょう。
借金の利息は10万円未満は年20%まで、10万円以上100万円未満は年18%まで、100万円以上は年15%までとなっています。
例えば100万円を利息15%で借りて返済しなかった場合、1年で115万円に膨れ上がります。
そして次からは増えた15万円にも利息が発生し、2年で132万2500円となり、返済しないとどんどん膨れ上がっていくのです。
借金を放っておくととんでもないことになるとはこういうことです。

貸金業者はビジネス

お金を貸すのもビジネスですから、高い金利を取るのはある意味仕方のない事です。今後、借金をしなければならない場面が来るかもしれませんし、お金を貸してくれる所があるのは悪いことではありません。
しかし、借金の利息は非常に高いということ、複利であれば利息分も増えていくことを頭に入れておいて下さい。

借金は早く返そう!

「ただより高いものはない」ってどういう意味?

ただ(無料)より高い?

「ただより高いものはない」という言葉を誰でも一度は聞いたことがあると思います。

デジタル大辞泉には

ただで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく。

参考:http://dictionary.goo.ne.jp/~/
とあります。

返報性の原理

ただで何かを貰ったり、何かをして貰った時に「悪いな…」とか「何か返さなきゃ…」と考えた事はありませんか?
これが「返報性の原理」です。 こうした考えを持ってしまう方は、「受け取らない」という選択肢を頭に入れておきましょう。
目の前の損得で動かないことが大切です。

初期費用無料って?

初期費用無料と謳っている商品やサービスが多くあります。
これは言い換えるなら「初期以外は費用がかかりますよ。」ということです。
「無料」という言葉に踊らされないようにしましょう。

無料相談をやる理由

投資やマンション購入などに関して様々な企業が無料相談を行っていますが、その目的は何でしょうか。
最終的には商品を買ってもらうことです。相談を無料にすることで気軽に足を運んで貰い、そこから商品の購入につなげます。
ボランティアでやっているわけではないので、当然といえば当然ですが・・・

世の中は「無料」という言葉で溢れています。「無料」のウラを見破ることが大切です!

収入が少なくてもこうすれば貯金できる!

貯金ができないのは収入が少ないから?

よく、なかなかお金が貯まらないのは収入が少ないから…、と考えがちですが、収入がどうであっても貯金することはできるのです。

ここでは低収入でも貯金できる方法について考えます。

定期預金をしよう!

余ったお金を貯金しよう…、なんて考えていたら、いつまでたっても貯金はできません。お金は、あるとつい使ってしまうものなのです。貯金分を先に取り分けておくのがベストです。
お給料が振り込まれる銀行で、自動積立の設定をしておくと良いでしょう。定期預金は簡単には引き落とせないので、できるだけ使わないようにしよう…、という抑制力にもなります。

出費を減らそう!

まずは毎月必ず引き落とされるものから見直していきます。家賃、駐車場代、携帯電話の基本料金、新聞代などです。これらはできるだけ安い設定で済ませるのがベストです。
本気で貯金したいなら、駐車場は多少遠くても安い場所を見つけて歩きましょう。理想の賃貸でなくても、どうにかこうにか工夫したら素敵な住まいに変わるはず。 そう、ちょっとした工夫が出費の大幅な削減につながります。

お金のかからないリフレッシュ法を見つけよう

節約したいからといって何でも我慢するのは精神衛生上よくありません。どこかで息抜きをしましょう。アロマやハーブティー、コーヒー豆にはちょっとお金を使うなど、範囲を決めて贅沢しましょう。
ハーブティーが好きならプランターでハーブを育てたり、お料理が趣味なら節約兼おいしい料理を考案したり、節約も兼ねた趣味が見つかるとさらにいいですね。

お金が貯まらない人の特徴「自分へのご褒美」に要注意!

仕事をしてもなかなかお金が貯まらない

毎日一生懸命仕事をして、ある程度安定した収入を得ているのにお金が貯まらない・・・。 ついつい、欲しいものがあると買ってしまい後で後悔・・・。

ここでは、そんなお金を貯めることができない人のために、その原因と貯金ゼロから抜け出すための対策方法について取り上げてみました。

給料日前はいつもカツカツ・・・なぜ??

お金が貯まらない人に多いのが、給料日前になるとお金がキレイになくなっており、カツカツになってしまうというパターン。
独身で扶養家族も居ないのに、なぜかお金が貯まりません。 また、夫婦共働きで働いているのに、貯金が増えない・・・。
ある会計士から聞いた話によると、このタイプに当てはまる人は、入ってきたお金の「使い道」を先に決めていないからだそうです。 改善するには、収入の使い道をきちんと仕分けし、余計な出費を抑える努力が必要だといいます。

「自分へのご褒美」が一番の曲者!

最初に予算で決めたお小遣いを超える買い物は、決してしないようにしましょう。
よくある浪費のいいわけの一つに、「自分へのご褒美」があります。 実はこれが浪費を増やす一番の原因です。
一度心のタガを外すと、物欲は止まらなくなってしまいます。 「自分へのご褒美」は、物を買う行動ではなく、貯まっていく現金をみることに習慣づける事が大事なのです。

生活費ではなく遊興費を切りつめよう!

必要生活費を削るよりも、まずは遊ぶお金から節約しましょう。
生活にどうしても必要な物にかかるお金を減らすのは「ケチ」、無駄を減らすのが「節約」。 ケチは余計な我慢を強いるため精神衛生上良くないですが、節約は浪費の後悔を減らし気持ちに達成感をもたらしてくれます。
例えば、電気代の節約のため、夏の猛暑日にエアコンを我慢するというのはケチに当り、体にも良く有りません。 ですが、衝動買いや過度な外食を我慢して貯金に回すことは、「またお金を使ってしまった!」という後悔から開放されるということです。
心に無理を強いらないよう、楽しく貯金を増やしていきましょう。

将来の年金が不安で資産運用に興味がある人は「確定拠出年金」を検討しよう

確定拠出年金とは

確定拠出年金は私的年金の一つで、掛け金の運用方法を自分で決めて運用する制度です。
掛け金が全額が所得控除になったり税制上の優遇が手厚いのが特徴です。
確定拠出年金は個人が掛金を負担する「個人型」と企業が掛金を負担する「企業型」の2つに分かれます。

確定拠出年金のメリット

・掛金については全額所得控除
所得控除になるので、所得税・住民税が軽減されます。

・運用期間中の運用益が非課税
運用で得た利益に税金がかかりません。

確定拠出年金の注意点

・運用に失敗し、目標としていた額に届かないことが起こりえます。

・引き出しは原則60歳からなので、老後の資金と割りきって運用しなければなりません。

確定拠出年金の商品を選ぶ際に注意すること

・自分の買いたい商品があるか
運用会社のラインナップに自分の買いたい商品があるか。金融機関によって特徴も異なりますので、必ずチェックしましょう。

・信託報酬、その他の手数料がいくら掛かるか
長期保有になるのでとても重要です、必ずチェックしましょう。できれば安いものが好ましいです。

無駄遣いをやめる3つの方法

無駄遣いをやめたい

無駄遣いをやめたいと思っていても、ついつい無駄使いしてしまう人は多いのではないでしょうか。 無駄遣いは1日では大きな出費ではないですが、1月で考えると大きな出費になっている場合があります。 無駄遣いをやめる方法をお伝えします。

1.無駄遣いして買っているものは何かを考える

無駄遣いをやめるには、無駄遣いして買っているものが何なのか、無駄遣いしているお店はどこなのかを調べる必要があります。 例えばお菓子、ケーキ、ジュース、服などをコンビニ、スーパー、デパートで買ってしまうなどです。

2.無駄遣いして買っているものを買わない、売っている場所に行かない

自分が無駄遣いして買ってしまうものが分かったら、それを買うことをやめます。 ケーキを買ってしまうのであれば、ケーキを買うことをやめます。無駄遣いをしにコンビニ行ってしまうのであれば、コンビニに行くことをやめます。

3.前もって買うと決めたものだけを買い、衝動買いをやめる

その場で欲しいと思って買ったもの、いわゆる衝動買いが無駄遣いとなってしまうことがあります。 「セール」「バーゲン」などで安くなっていても、前もって買うと決めていたものだけを買いましょう。

   
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