美容・健康の豆知識

休日に確実に疲労回復する方法

疲労回復方法 間違っている人は意外に多い!

休日に疲労を回復させるための方法について、間違った知識を持っている人は少なくありません。

例えば次の4つうち、どれが正しい疲労回復方法であるかお分かりでしょうか?

・42度以上の熱いお湯に長く浸かる
・室内にこもらず、必ず外に出て気分を変える
・栄養ドリンクを積極的に飲む
・スマホやPCで好きな動画やゲームを楽しむ

実は、これらはすべて正しいとは言えない方法です。
人によっては、むしろ疲労やストレスを蓄積させて、身体に異常を招いてしまうリスクがあります。

「え?知らなかった!」と意外に思った方は、ここで紹介する休日の正しい疲労回復方法をぜひ参考にしてください。

休日に疲労回復できないことのデメリット 3つ

まず、休日に確実に疲労を回復させることができないと、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

○仕事に行くのが嫌になる

身体と心は密接にリンクしています。
休日明けの朝に体がダルく重いと、誰でも仕事に行くモチベーションが上がりません。
休日に疲労が正しく回復ができないことは、社会人にとって最大級のデメリットとも言えます。

○業務の生産性が下がる

「よし!やるぞ!」と何とか気持ちを奮い立たせても、疲労が溜まっていると、やる気を継続させることが難しくなります。
疲労による集中力の低下は、仕事の生産性を落としたり、ミスを増やしたりする原因となります。

○病気になる

最悪の場合、慢性疲労症候群という病気に至るリスクもあります。
原因不明の強い疲労が6ヶ月以上継続する病気です。
症状には、発熱、喉の痛み、筋肉痛、不眠、気分障害、などがあります。
こうした症状が続くと、臓器系や血液系などに関する、他の病気も誘発してしまうリスクが高まります。

これらのデメリットを防ぐには、休日に正しい方法で疲労を回復させることが重要です。

休日に確実に披露を回復する方法 4つ

○アクティブリカバリー

アクティブリカバリーは、近年話題になっている疲労回復方法の1つです。
軽い有酸素運動により血液中の疲労物質を除去することで、疲労を回復させます。
「疲れを取る」というと、「極力運動しない」、「音楽を聴いたりテレビを観たりしてじっとする」といった方法をイメージする人が多いと思います。
しかし、ジョギングやジムなどで30〜40分程度、自分が気持ちいいと思えるくらいの有酸素運動を行うことで、疲労を回復させる効果があるのです。

○正しい食事を摂る

疲労回復の食材として代表的なのは、βカロチンやビタミンC・Eが豊富に含まれる、緑黄色野菜、柑橘系の果物、酢などです。
また、「疲労を回復させるにはお肉がオススメ!」と聞いたことがある人は多いと思いますが、お肉の中でもより疲労回復に適した種類があります。
特に、疲労回復に効果的なイミダペプチドを含む「鶏の胸肉」、疲労の蓄積を予防するビタミンB群が豊富な「豚のもも肉」などが効果的です。
「スタミナをつけるためにとにかく焼肉(牛肉)を食べまくる!」は正解ではないので、気をつけましょう。

○自律神経を休ませる

自律神経が疲れていると、慢性疲労、気分障害、食欲不振、老化、など様々な異常を招きます。
自律神経を休ませるためには、質の高い睡眠が必要です。
質の高い睡眠をとるためのポイントは、以下の3つです。

・38〜40℃のお風呂に7〜8分浸かり血行を促進させ、60分以内に就寝する
・スマホやPCから発するブルーライトは脳を覚醒させるため、寝る前はできるだけ見ない
・スマホの睡眠アプリで自分の睡眠の質を確かめる

「最低何時間寝ればいいの?」という疑問を持っている人も多いと思いますが、人によって適正な時間は異なると言われています。
毎日メモをつけるなどして自分にあった睡眠時間を知ることが大事です。

○現実から逃げる

人間の脳は、記憶や思い出を強く意識すればするほど頭に残りやすくなる作用があります。
嫌な記憶が脳に長く残ると、「脳疲労」を招き、スッキリとした気持ちで休日を過ごすことができずさらに疲労が溜まりやすくなります。
特に性格が真面目な人ほど、「仕事の失敗をどうカバーしよう」、「先輩の〇〇さんに嫌われているかもしれない」と言った仕事上の悩みと真剣に向き合ってしまうものです。

こうした傾向にある人は、現実逃避をすることも大事です。
「逃げる」ことはマイナスなイメージを持たれがちですが、メンタルコントロールが上手な人は、嫌な現実からうまく逃げながら気持ちをリフレッシュさせています。
好きなジャンルの映画を観る、見知らぬ土地に一人旅に行く、普段行かないような少し高めのレストランに行く、旧友に会う、など方法は人によって様々なので、自分にあった逃避の方法を見つけましょう。

平日の過ごし方にも目を向けよう

疲労をできるだけ少なくするためには、平日の過ごし方も重要です。
無理な残業、毎晩の飲み歩き、夜更かし、といった疲労の元になる行動は避けるのがベターです。
こうしたマイナスな生活習慣がある人は、それを紙に書き出すなどして、目に見えるようにして管理することをオススメします。
徐々に減らしていきながら、ここで紹介した4つの方法を実践すれば、確実に疲れを回復させられるはずです。

最終更新日 2023年08月04日 20652view
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