ライフスタイルの豆知識

すべての資格に共通!資格の勉強方法まとめ

いかに「楽」をして勉強できるかを考える!

近年、学生や主婦だけでなく、フリーターや正社員として働いている人の中にも、資格の勉強を始める人が増えています。
背景には、転職ブーム、ライフスタイル・価値観の多様化、資格講座のネット化による利便性向上、といった様々な理由があります。

さて、このような資格に関する時代の流れはあるものの、「絶対に合格してやる!」という熱い想いは、いつの時代でも学習者に共通してあるはずです。
中には、睡眠時間を削ったり休日を返上したりするなどして、「とにかく時間を使ってがむしゃらに勉強してやる!」と意気込む人も少なくありません。

しかし、こうした根性・精神論的で勢いに任せた勉強方法は、あまり賢いやり方とは言えません。

資格の勉強を始める前は、まず、「できるだけ楽をして合格できる勉強法を試すこと」が重要です。
もちろん、「バレないカンニングの方法を考える」、「多額のお金を払って優秀な家庭教師を雇う」、といった無茶な方法を推奨するわけではありません。

ここで言う「楽をする」とは、「最小限の勉強時間・勉強量で合格を目指すこと」です。
この勉強方法を選択することは、普段仕事をしている社会人にとっては特に必要となります。
趣味や家族との時間を削って勉強に当てていると、そのうち疲れやストレスが溜まり、心身に不調をきたしてしまう危険性もあります。

最小限の勉強時間と量で合格を目指すために、実践するべき勉強法を3つ紹介します。

合格のために実践したい3つの勉強法

○ヤマを張る

ヤマを張った試験勉強法は、人によっては「ギャンブルと同じでリスクが高い」と嫌厭する場合もあるでしょう。
確かに、鉛筆を転がして出題範囲を狭めるように、ただ当てずっぽうでヤマを張るのはギャンブルと同じで外れるリスクも高いです。

しかし、出題傾向や過去問のサイクルなどから、「9割出題されない範囲」や反対に「ほぼ100%出題される範囲」を分析・予測した上でヤマを張ることはギャンブルとは違います。これが正しいヤマ張りです。

また、資格試験では「70点以上あれば合格」といったように、100点を取らなくても合格に至る場合がほとんどです。
完璧主義者にありがちな「どうせやるなら100点を目指す!」という気持ちは一旦捨てて、「合格することが第一の目標!」と割り切って、ヤマ張りを活用して、効率的・合理的に勉強を進めることがポイントです。

○勉強する内容の全体像を把握する

勉強を始める際、丁寧にテキストの初めのページから読み始めて、問題集を進めていく人がほとんどです。
しかし、先に進むにつれて当然初めの方に説いた問題や入れた知識は忘れていくことになります。

ですので、まずは、テキストや問題集の全体をパラパラと呼んで勉強内容の全体像を把握することが大切です。
そうすることで、「今から自分はどんなことを勉強するのか」を流れで確認し、後々、テーマごとの知識を関連付けながら学習を進められるようになるので定着率がアップします。

始めに読む際は、わからない言葉や表現があっても飛ばして読み、本格的な学習に取り掛かるときに改めて調べるのがコツです。

○自分が集中できる環境を整える

効率的な勉強方法を見つけても、集中できる環境がなければ意味がありません。
近くのカフェを利用する、家の中に勉強専用の机を置く、勉強中はスマホ・携帯の電源を切っておく、といった工夫をして集中できる環境を整えましょう。

どこで勉強するにしても、勉強中は、テキストや文房具以外は視界に入らない場所によけておきましょう。
また色の派手な雑貨やペンなども気を取られて集中力を削ぐ要因になるので、できるだけ置かないことがポイントです。

落ちてしまったときのモチベーションの上げ方

思うように勉強が捗らず、残念ながら、不合格になってしまうこともあるでしょう。
そこで「自分はダメだ…」と落ち込んで資格取得を諦めてしまっては、せっかく積み上げた知識と時間が水の泡です。

そんな時、次のように思考すれば、勉強へのモチベーションが湧いてくるはずです。

○「『一度で合格しなければいけない』なんて決まりはない」
○「何度落ちたとしても、誰に責められるわけではない」
○「予備知識があるから次はもっと楽に合格できる」

また資格取得後のキャリアや、やりたいこと(「独立開業してフリーランスになる!」など)を具体的にイメージし直すことも、モチベーションを上げるためには有効なので、ぜひ覚えておいてください。

最終更新日 2017年09月04日 6607view
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