教育の豆知識

子供に勉強させる一番の方法は教育ママにならないこと

典型的な勉強したがらない子の家庭の実態

大事な我が子だからこそ良い学校に行って成功してほしい、というのはほとんどの親の願い。でも、これが行き過ぎると却って逆効果になってしまいます。

筆者が塾講師をしていた頃、勉強をしたがらない子供の親の多くは子供の成績管理を極めて厳重に行い、テストが返ってくると怒り、普段からも子供の宿題の間違えたところまでしっかり把握している・・そのような場合が多いのでした。
さて反対に勉強を好きな子供はどうでしょうか。あくまで経験談ではありますが、筆者が東大受験コースに通っていた頃、周りにいる友達には親は成績を把握していない、勉強に関して怒られたことがないという子が多かったものです。

それでは親は何をすればいいのか?

親は、3歳くらいから図書館や博物館などに連れていったり、また本や図鑑を買い与えたりするだけで良いのです。その中で興味を持ったものから、自然と知的好奇心が育まれるものです。「勉強しなさい」との言葉を繰り返すことは逆に「勉強は強制させられるもの=嫌なもの」とのイメージを幼い頃から子供に植え付けてしまうことになります。
また実際に勉強内容を指導する際、我が子だとつい感情的になりすぎてしまい上手くいかないというケースもよくあります。 勉強の中身を見るのは学校や塾に任せて、あくまで親の役割は子供に知的好奇心を与える手助けをするくらいに留めておくのが良いのではないでしょうか。

大事なのは子供を信じてあげること

教育ママは特に東アジア圏で多いようです。中国都市部の中間層では多くの小学生たちが遊ぶ暇もないまま親から勉強を強制させられ、心の悩みが大問題になっているのだとか。日本ではここまで厳しい問題ではないでしょうが、子どもを信じて自主性を育むということを大事にしてあげてください。
たくさん褒めて努力を認め、勉強を好きにさせてあげてください。そうすれば、子供は自分から勉強するようになるのです。

最終更新日 2014年01月21日 29514view
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